fc2ブログ

2017/5/27 水島3瀬 夜 ★★☆

夜だってモンスターに会えるに違いない

27日、28日と夜釣りに行ってきました。

先に持ち帰り釣果写真です。ポイント南宮崎で撮ってもらいました。
ポイント釣果 ヒラスズキ60cm、55cm、アカハタとカサゴは25cm程度ですが、肉厚。


さて、釣行記です。

かいゆう かいゆう 
こちら、かいゆう丸さんです。
14時過ぎに出るということでしたが、出船の確認が12時ということだったので…
ちょっとバタバタして用意してしまいました。
夜釣りだということもあり、みなさんめちゃくちゃ荷物が多い。笑
近場のグループはバーベキューセットも用意されていたように思います。
釣りは大人の遠足ですから、こういうことも本気で楽しまないと損ですね。

さて、乗れる瀬を探していきます。

出港時、港から出てすぐは凪いでいたのですが、大島周辺はかなりうねりがあります。
ヤヒョウやらヒラセあたりは波こそかぶっていないもの、かなりのうねりがあり、潮位があがると確実にやばそうな状況でした。
入念に場所を探り、大島にはシライシに1グループをおろします。

その後、残ったグループは水島1瀬と3瀬に分かれて上礁します。
私は3瀬に乗せていただきましたが、なんと3瀬は3人でほぼ貸し切り状態。
ラッキーにも馬の鞍から竿を出せる状況となりました。

※この写真の右奥の更に奥です。
うまのくら 
馬の鞍は上りにも下りにも対応できる3瀬では特級ポイント。
釣り場データベースを見てもイチオシです。

※外部サイト 九州釣り場データベース 水島



昼間はわりとのんびりして、撒餌を溶かしたり、準備を行います。
とりあえず撒餌を撒いてみると、なにかがうごいています。

さっそく元気よく食いついてくるのは30cmほどのヒラスズキ。
エサ取りもヒラスズキですが、ちょっと糸をバチバチ弾いて持っていくやつがきました。
ヒラスズキの50cmオーバーです。
その後、日が明るいうちにもう1本、60cmオーバーが追加できあmした。
写真なくてすいません。

潮が動かなくなると、根魚が遊んでくれます。

こいつも根魚なんだなぁ・・・。
ハナミノカサゴ ミノカサゴちゃん。(ハナミノカサゴ)
食材が確保できていないときは持って帰るかもしれませんが、食材確保に困らないと判断したので、おかえりいただきました。

どうも、馬の鞍から2瀬の突端あたりまではミノカサゴの巣があるようです。合計4匹釣れました。
形は小さいですが、カサゴもあたってきます。

潮が動かずミノカサゴばかりであれなので、夕食タイムです。



潮は動きませんが、太陽は動きます。
そうこうしているうちに夕焼けがきれいに。
夕日 夕日 
さて、ここから夜釣りタイム突入なのですが・・・
肝心の潮が全く動きません。
心の中では、上げでも下げでも万全だぜ!と思っていたのですが、動かなければ手がうてません。

手を変え、品を変えてド遠投していると、パチン、、、パチパチン!っと生体反応。

君か~~~!

でっけ~ザリガニ!
伊勢海老 
暴れまわります。。。エビ脱出 すいません、あえてザリガニとしてぼかしたいとかそんなんじゃないんです。
ピンぼけしまくり^^;

一応、少しまともに撮れたのがこちら。
いせえび 
まさか、するするスルルーで伊勢海老まで釣れるとは思いませんでした。
タコ、エビと釣れるのですから、次はイカなんて釣れてくれないかな?笑


そして、夜も更けて潮が変わるタイミングで、待望の上り潮が・・・

バチバチバチバチ!!!!

ぶぇぇぇぇ、なんか来た!
竿を起こすが、起きません!キツく締めたドラグが出ていきます!!
うわぁぁ、ひきこまr・・・フッ・・・!?
ドスン!ゴロゴロ!!!

ひえぇ、PE5号が高切れして磯から転げ落ちそうになりました。
シブダイ3キロまでなら取れると思ってるんですが、コイツはそんなレベルじゃなかったです。もしかしたら、アラか大型ハマフエフキだったかもしれませんね。

実は今回、このようなバラシが3回ありました。
全然先手が取れていません。夜釣りの課題だと感じました。

そして上り潮はもう帰らぬ人となりました・・・。
上り潮が消えてからは吐き出しで、水島全体に当ててきます。
朝が来るまでひたすら修行でした。


朝日と瀬渡し(喜代丸さん)の風景の写真で筆を置かせていただきます。
来週もがんばるぞ!
朝日 朝日 喜代丸の瀬渡し 
スポンサーサイト



するる~仕掛け

なんでするするスルルーにハマったのだろうか?

自問してみると、答えはわりと簡単にでました。
ここ宮崎では、青物よりなによりシブダイが釣れることが魅力です。
そんなシブダイですが、基本的には夜釣りで狙いますね。
サンデーアングラーの私にとって、夜釣りの機会を作ることは難しく、昼間にあの魚が狙えることは本当にありがたい。
そしてなにより、クソ暑い真夏に磯に立てる喜び・・・いや、悦び。
マゾとしか思えません。



さて、一般的に言われるするる~仕掛けを検索してみました。

※外部サイト 釣り武士様より引用
・竿 : 磯竿3~5号
・リール : シマノなら6000番、ダイワなら4000番以上のリール
・ライン : 道糸はフロロカーボン8~16号、ハリスも8~20号
・針 : 10~20号(針の上に集魚用のビーズをつけてもヨシ)
・ウキ : ディセッター、天狗ウキ、松岡ウキなどの大型鐶付ウキ

なるほど、なるほど。そんな感じですか。
私も初めた当初は試行錯誤で、結構心細い仕掛けでやっていました。

・竿:2.5号
・リール:バイオマスターSW5000
・ライン:道糸ナイロン10号、ハリス7号~10号
・針:管付きシブダイ18号
・ウキ:メガフリー(松岡ウキみたいなやつです)

結論からいいますと、2.5キロクラスのシブダイまでは獲れます。
3キロ超えのクロホシフエダイが釣れたこともあります。
5キロのヒラスズキも獲れます。

こんな仕掛けをぶち切っていく奴がいるんですよ~~~~~!


まったく、宮崎はなんてところでしょうか。信じられません。
どれだけのポテンシャルを秘めているんでしょうね。

そんな現在のタックルですが・・・

・竿:5号もしくは12号
・リール:バイオマスターSW10000
・ライン:道糸PE5号、ハリス14号~20号
・針:20~24号
・ウキ:キザクラ全層沖縄SP、デッドリーブロウ、ビッグワンタイプ3 など

かなりゴツくなってきました。
正直、この釣りで当たってくる魚は繊細さの欠片もありません。
あらん限りの太仕掛けで、まだみぬ怪物とこれからも戦いたいと思います。

2017/5/22 山口 蓋井島 神棚 ★☆☆

白島に行けない!?

遅めのゴールデンウィークを奇跡的にゲットすることができた私ですが、せっかくなので実家に帰ってきました。
実家に連絡すると、親父が釣りに行きたいとのこと。
白島を予約してくれたみたいで、楽しみにしていました。

ところが前日、あいにく月曜日の平日ということもあって人が集まらずに出港できませんでした。とても残念!


・・・気を取り直して、今度は私が蓋井島の春日丸に掛けてみますが、なんと船長が体調不良でダウン。


え、この感じ、、、やばない!?


と、ドキドキしていましたが、蓋井島は2隻体制。黒潮丸さんに連絡すると、半夜が出るよ~とのこと。
正直、ほっと胸をなでおろします。
黒潮丸




さて、蓋井島。山口県下関市の沖合に浮かぶこの島は人口100名弱で定期便もでています。
この島ではエミューというダチョウの一種が飼育されており、オイルなどが特産品となっています。

そんな大きな島ですが、山陰界隈ではとても有名な島です。
あの平和卓也さんや高橋哲也さんなども訪れたことがあります。

※外部サイトyoutube
ピース ザ・ムービー 蓋井島 前編
ピース ザ・ムービー 蓋井島 後編

さて、平和さんじゃないですが、(ほぼ)梅雨グレの蓋井島。
いや~な予感が漂いますが、9時出船で釣り場へ向かいました。

名礁水島にルアーマンをおろし、カケアガリに一人おろし、次に私達がコールされます。
え、この次にコールされるのって神棚じゃね!?と、興奮していたら本当に神棚ゲット。
下がり気味だったテンションがあがります。
※外部サイト 九州釣り場データベース
神棚 釣り場マップ

と、テンションが上がったのはここまで。
撒き餌を巻くと無数のスズメダイ、ウマヅラ、フグ、イワシなどなど・・・うへぇ・・・
潮もダラダラとキレません。頼みの綱のワレからのサラシもありません。

うーむ、テンションガチ下がりです。

ですが、この程度で心を折ってもしかたありません。事前のテーマを思い出します。
この日のテーマは「半誘導でしっかりとタナをとって狙い通りに釣る」こと。
平和さんが降りたこの島で、TGピースマスターの遠投を使うのはなんかちょっと感動。

エサトリを寄せるための撒き餌を手前に5杯。遠投してカケアガリになっている上の潮筋に1,2杯。
このリズムを作りながら、流していきます。
仕掛けの馴染みを調整して3投目でしょうか・・・ウキがきれいに入ります!

すかさず合わせてゴリ巻きすると、サーフィンして上がってきたのは手のひら木っ端です。

今日はこのサイズの数を釣りながら、足裏を拾っていく感じだろうな・・・と頭をよぎります。

そしてその予感は現実のものとなりました。
状況が劇的に変化することなく、潮はふらふら、途中は当て潮になったりと、、、さんざん釣りにくい状況です。
ですが、コンスタントにあがってくる手のひらと足裏。
神棚クロ2
神棚クロ

途中は親父に釣り方を教えます。
その甲斐あってか、親父が30オーバーを1匹釣り上げてくれたのがとても嬉し・・・いかよ、悔しいですよこんちくしょう!
ですので、写真はありません。笑

いやいや、本当に嬉しかったのですが、悔しいのも本音。

しかしまぁ、大きなクロは全然釣れませんでした。

途中飽きた時はキビナゴで中型のカサゴをゲットしておきました。
ですので、舌のこえているじさま、ばさまも安心です。
トーナメンターではありませんので、どうしようもないときは違うことして違う魚を釣ります。

上物釣り師としてのプライド・・・?ありませんよそんなものは( ・´ー・`)

結果は足裏が12枚(うち、親父の2枚含む)。
反省点としては、クロがダメな状況だったのですから、チヌや真鯛を狙ってみるなどすればよかったです。
この日は1本半までしか入れ込まなかったように思います。
せっかくの神棚だったのにな~・・・。

まだリベンジを誓うのでした。
神棚夕焼け
神棚右
神棚左

スパイクシューズ

買ってしまいました・・・


釣り具メーカーのものはいつも買わなかったんですが、今回はちょっとがんばっちゃいました。

今まで買わなかったのは理由があります。
いつもスパイクのピンから死んでいくのですが、メーカーもそこは弱点として抱えていること。


そんな悩みをガッツリ解消してくれそうなMAZUMEのタングステンピンスパイクシューズ。


見かけたときから私のハートをガッチリ掴んで離しませんでした。
ただ、価格が2万円。私は知らないメーカーだったのですが、知人は知っていました。
いまから使うのが楽しみです。

https://www.mazume.co.jp/product/164

遅めの連休

5月21日から連休がとれまして、北九州へ帰ります。

父親と白島へ行くべく、予約をいれております。

※外部サイト 九州釣り場データベース 福岡>北九州>白島
http://www.q.turi.ne.jp/turiba_DB/point_fukuoka_k_shirashima.html

北九州の磯と言えば白島と言いたくなるぐらい、ものすごく有名な場所です。
収容人数が多いので山口の蓋井島(ピースザ・ムービーで紹介されてましたね)なども有名ですが、実績ではどちらも甲乙つけがたいのではないでしょうか。

※外部サイト youtube ピースザ・ムービー 蓋井島前編・後編
https://www.youtube.com/watch?v=b5KS57SSWpU
https://www.youtube.com/watch?v=XVfsS29Myss

この白島は石油備蓄基地としても有名です。
一般人にはそのほうが有名です。

※外部サイト 白島展示館
http://www.shirashima.co.jp/museum/kichi.html

この男島の近くに女島、カベ島、ローソク岩といった多数のポイントがあります。

白島行きは玄王丸という船が瀬渡しをしてくださっています。
ここの船長、本当にいい人です。釣り人の安全を本当に第一に考えてくださっているのがよく伝わります。
ガテン系なので勢いはありますが、本当に優しいですよ!

なので、船長がお客さんと状況をみて渡す瀬を決めています。原則、お客さんは瀬を選べません。
宮崎は指定することが多いので、この辺のシステムの違いは面白いですね。
そういえば、東北の秋田では瀬変わりをする際に瀬変わり料のようなものを支払うケースもあると聞いたことがあります。
各地域によって全然違うので、色々釣り歩いてみたいものです。

さて、今頃の白島ですが…憧れている釣り師様のブログによると、そろそろメジナが始まったようです。
尾長と口太のいい形が釣れていました。さすがに北九州でするる~をぶちかます勇気はないので、上物で行きます。
メバルはもう終わっちゃったかな。。。宮崎には居ないので、久しぶりに釣りたい魚の1種です。
アジもなかなか宮崎では北九州のように居ないので、アジが釣れまくっても嬉しいかもしれません。

少し早いですが、2年前の6月に獲ったオナガとその時の釣果です。
白島オナガ201406

汚くてすみませんw
白島釣果201406

2017/5/14 串間 鳥島 太郎 ★★☆

猿にあったらどうしよう?

などと不安と期待を感じながら、幸島方面へ行ってきました。

幸島


利用渡船はマリンブルー。石波(いしなみ)漁港より、幸島から鳥島までの一帯へ、人柄の良い船長が渡してくれます。
1番船は6時ごろ、帰りはフリーで電話を入れると迎えに来てくれます。
船自体は大きくありませんので、大人数だとピストンになります。


本日もY氏との釣行で、2名の他利用客と荷物を積み込み出船します。

猿は居るかな?などと眺めていると、次第に幸島から離れていきました。
お、今日は鳥島か。なんて思いながら船を進めていくと、同船者が次郎に降ろされます。
いいなぁなどと思っていると、「太郎いいですよ」とのお言葉で、隣の太郎におろしていただけました。

Y氏は船長のアドバイスを元に次郎側へ底物を。
船長の話ではアラも潮次第じゃ出るし、とのことで否が応にも期待が高まります。


さて、足元にするるー用コマセを撒くと、でるわでるわ・・・オヤビッチャのお祭りです。
普段だとこれに加えて大きな魚影も見えるはずですが、この日は潮の色もくすんだエメラルドグリーン。
嫌な予感はするものの、横瀬方面への下り潮へ乗せていきます。

使用ウキはビッグワンタイプⅢ。沖縄県のサンノリーオリジナルのウキです。
最近ポイントでも購入できるので助かります。
最初はメガフリーを使ってたのですが、単価が高くて・・・。(ビッグワンも高いですけどね!笑)

このウキのいいところは、糸を弾かないカサゴなどの小型根魚系のアタリもきれいにでるところです。
最初の数投は様子を見ながらうまく潮に乗っていくポイントを探ります。

ウキに変化がありました。
ウキがゆっくり入るので、潜り潮かと判断していましたが、回収するとエサがなく、アタリであったと気付かされます。

次も同じようにながすと、同じ所で入っていきます。
今度は合わせをいれます・・・・乗った!
そこそこの型を感じさせる引きですが、竿が5号では楽勝です。

引き味を楽しむ?関係ありません。この釣りは、釣るか逃げられるかです。

上がってきたのは40cmに迫るアカハタです。市場価格で1500円から2000円/キロの高級魚。
目が円マークになりそうです。

あかはた

魚を処理し、同じように流していくと、またまたウキが妙な動きをするので鬼アワセを入れます!





あれ?引っ掛けた?笑

と思って強引に引っ張ると、ふわっと軽くなりますが、重さは残ります。
全然うごかないので魚ではありません。もしくは、ウツボ・・・。

と、あがってきたのは「君かい!」と叫びたくなるような、タコ。笑

たこ

タコの知識なんて全然ありませんので、色々みてみました。
最初はテナガ?とかおもっていたのですが、どうも水タコに見えてきました。
生きていた時は頭にぼつぼつもついてまいsた。

タコですが、ギリシャ方式で絞めました。
磯場に思いっきり、何度も叩きつけます。
スマートな締め方は、タコをヒックリ返して胴をめくり、内臓を取り出すとのことです。
これで美味しいたこ焼きも作れそうです。

さらに続けて流していくと、ウキが根掛かりのような動きをしました。
合わせをいれると軽いのがあがってきます。

鳥島かさご

Y氏にもあたりが来ました。
たまたま私も一緒に見ている場面だったのですが、コツコツとアタリがあった後に引き込みました。
ふわっと上がってきたのはイシガキダイ。


※本人許可済
Y氏のイシガキダイ


この時点で8時過ぎなのですが、ここからはウツボ祭りの開催です。
潮が緩み、底でしか反応がありません。うつぼ、うつぼ、うつぼ、うつぼ、うつぼ。
レアでもなんでもない、普通のうつぼばかりです。
昔、ワニワニパニックというもぐらたたきのようなゲームがありましたが、これがウツボで作れるぐらい釣れました。

潮もドロ潮で気分が滅入りますが、ここでお昼ごはんにします。

ジェットボイル

カップ麺


やはり、磯で食べるカップ麺はおいしいです。
ただでさえ、カップ麺が好きなのになおさらです。


さて昼食後の釣りですが、書くことがありません。
な~~~~~~~~~んにもありません。

結局、17時すぎまでねばりましたが、全然だめです。
途中、オキアミ半角だけ上物もはさみましたが、全くだめです。

全体の釣果です。

本日の釣果


近々、また行くことになるでしょう。
それでは、また。

去年6月はじめのするる~

県北にだってモンスターは居るに違いない

そんな軽い気持ちで5月の終わりに門川へ行った話です。

渡船は磯釣り界では一番優しい(当社比)と言われる黒木船長の乙島丸。

数名同船者がいたので、ポーターをしながら磯を観察します。
う~ん、どこも釣りやすいけど、暑くて死にそう。
船長に釣りの内容を事前相談し、「さ~て、どこに上がりましょうかねぇ~」と独特なテンションで瀬を決めていきます。

「よいしょっ・・・あ、もう一段あげますよ~・・・よいしょっ・・・はーい、どうぞ~」と上げてもらったのは小枇榔の西側。
底物や青物の釣果が多い小枇榔ですので、期待が持てます。

あまり大きな仕掛けを使っていなかったこの頃のタックル紹介です。
竿:極翔2.5号
リール:バイオマスターSW5000
道糸:ナイロン10号(確かサンラインのオレンジの遠投のやつです)
ハリス:舟ハリス8号
針:管付きシブ18号
ウキ:メガフリー

さっそくキビナゴを撒きます。
撒きます。
撒きます・・・。
撒きます・・・・・・・。

真下にしか落ちてないやー~~ん!

という状況ですが、時々メガフリーウキがスッっと入ってポツポツとカサゴがあがってきます。

門川かさご

ウキが怪しい動きをするケースはウツボちゃんがあがってきます。
気持ち悪いので写真はとっていませんが、トラウツボがほとんどだったと記憶しています。

粘っていると潮が動き出し、沖目にでていきます。
いい感じだな~ーと思っていたら、ウキがワープしました。

!?

ガツン、バリバリバリバリ!!!!!

という感じで糸を弾いて出ていきます。とっさに竿を起こして応戦します。
普段メジナで遊んでいる私にとってはとてつもない強さに感じます。

(雑誌の記事上で)鵜澤さんに習った通り、竿をひん曲げて起こしてやり取りします。
ドラグもじゃんじゃん出されましたが、なんとかあがってきた魚の正体はハマフエフキ。

※タモ枠はショーエイの60cm
門川ハマフエフキ

嬉しい一発です。

さらに続けていると、もっと凄いやつに出会いました。
ドラグギチギチに締めているのにラインを出していく化物に・・・。。。
そやつには根に潜られ、ばらしてしまいました。
船長の話では10キロクラスのハマフエフキではないか、とのことです。

再び潮が止まりました。今度はカサゴではなくアカハタが遊んでくれます。

結局こんな釣果となりました。

※クーラーは27リットル
門川するるー

おまけは針のサイズがわかる画像です。
18号


こうして、めでたく門川もリベンジしたいところとなったのでした。

2017/4/30 串間 宮ノ浦 大黒瀬 ★★☆

宮崎ではとんでもなく高級だが、とんでもなく旨い魚が釣れるらしい。


そう聞いて、毎年この魚を追い始め、2017年───。今年もシブダイ釣りの季節がやってきました。


標準和名をフエダイ、地方名でシブダイと呼ばれるこの魚・・・。
5月上旬から釣れはじめ、暑い真夏を旬に秋口までのこの魚・・・・・・。
最盛期にはなんと市場でキロ8000円で取引がされるというこの魚・・・・・・・・・。
恐らく宮崎で磯釣りをする人なら一度は聞いたことのある魚ではないでしょうか。
正直、北九州で釣りをしていた頃には全く聞いたことがなかった魚です。

神様のお恵みか、奇跡的に連休を取ることができたので喜びと共にY氏に連絡すると、、、
「それなら夜釣り一緒にいかんね?」


えぇぇぇぇ、軽っ!


釣り仲間とはありがたいものです。すでに計画されていた夜釣りに便乗しました。

しかし、ここで頭を悩ませます。
宮崎のシブダイは夜釣りのカゴ釣りが主流。ボイルを撒餌に挿し餌を工夫して狙います。
私のシブダイスタイルは基本的にするる~。カゴなんぞ、ずいぶんやっちょらん。。。
かつ、夜釣りで並んで釣りとなると、一人だけ違うことをするのは礼に反するもの。
よし、基本的にカゴで通して、チャンスがあればイワシとキビナゴ撒いてやる!

ボイルは全解凍してもらわないといけませんので、早速ポイントに連絡しました。
あまり対応していただいたことがない女性スタッフが電話に出られましたが、しっかり意図を汲み取ってエサを用意してくださいました。旧店長の教えがよかったのかな?感謝感謝です。
エサはボイル2角とイワシミンチとイワシパワー、キビナゴ(挿し餌)を用意しました。

渡船は室丸さんでお世話になりました。もともとはジベを予約していましたが、当日はあいにく荒れ模様。
黒井から宮ノ浦に変更で、大黒瀬への渡礁です。

重い荷物を4人でせっせと運び、あたりを観察します。
西向きのワンドと北向きのカベ、その間の角、足を伸ばして南向きが大まかなポイントです。
ただし、今日は東からの風が強く、南向きの瀬には回り込んで正面から風があたります。
従いまして、沖向きの西から北にかけてが釣り場となります。
実際、昼釣りの先客、ワンドの釣り人は時々竿を曲げて良型のメジナをあげているようでした。

昼釣りのお客さんに迎えが来て、我々も準備を始めます。
同礁した3人が竿を構えるのを見ながら、私もゆっくりと準備をします。

最初に選んだ釣座は北側の1番地寄りです。カゴ釣りはチームワークが大事になります。
いきなり真ん中で堂々と竿を出すほど、いい度胸はもっていません。笑

それにしても反応がありません。
時系列は忘れてしまいましたが、ここまで釣れた魚を紹介しますと・・・。
全て同礁者の釣果で良型メジナ、イスズミ、オジサン、超大型のヘリコプター(ミナミハタンポ)
といった具合です。

睡眠休憩と釣りを繰り返し、みなさんに疲労が出てきた頃、コソコソと仕掛けを変えます。
カゴからするる~ならぬ、よるる~にチェンジです。
最初は無反応でしたが、時々キビナゴが取られます。ウツボかメジナがエサ取りだったかもしれません。

そしてドラマは二人がワンド側に移動した深夜に──

本命ポイントだった北西の角が空いたのでコソコソと場所に入らせて頂き、大きくでているサラシを攻めます。
いつの間にか、下り潮も上り潮に変わっていい感じ・・・・・・・?

それにしてもサラシでエサが入っていく感覚がないので、チモト上30cmに3Bを打ちます。
ちなみにこの時のハリスは14号。針はハイパータマン24号。これで入らないんですから、強いサラシです。

このサラシの先を狙いながら沖に沖に流していると、突然ケミホタルが消し込みます。

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!

きた!大物です!沖に走り、深場に突っ込む突っ込む。。。マダイ!?マダイならクソでけぇよ!?
と思いながら強引にやり取りします。とにかく強引。とにかく強引です!
この仕掛けならとにかく強気です。ベイシスBG5号もいい感じに曲が・・・あれ?あんまり曲がってない。笑

と、比較的楽勝に上がってきちゃいましたが、タモで上げてライトを照らすと真紅の魚体に橙のヒレ。
まごうことなきシブダイ。しかも最高級じるしの白印が押してあるではないですか。

今年初のシブダイ 神経絞め後(52cm2.4kg)

血抜きと神経じめをおこない、クーラーに。
これを目撃していた同礁者には冗談で、
「後ろのワンドで釣ってる2人にはバレてない。帰りにクーラー開けてびっくりさせよう!」
なんて言われまして、その通りにしてやろうと思っていたのですが、、、、
自分で「おーい、本命釣れたぞー!」なんてばらしていただいて、ほっこりしました。

帰ってポイントで計測させていただきましたが、52cmの2.4kgでした。
恐らく絞める前なら55の2.5kgなんてところでしょうか。(盛りすぎ?)

今年初のシブダイは馴染みの居酒屋で造っていただきました。

シブダイの刺身


お寿司とかぶと煮までしていただき、最高~~~~に美味しくいただきました。

シブダイの握り寿司


シブダイのかぶと煮




本投稿に際して、トラブル(喧嘩じゃないよ!)が色々あったのですが、
皆様とまた健康に釣りに行けると信じて投稿させていただきました。

2017/4/16 島野浦 平瀬 ★★☆

2月まではものすごく忙しいながらも、ポツポツと釣りに行けましたが、3月は全く釣行できませんでした。
4月の最初は4/16にY氏よりお誘いがあって島野浦へ、あゆ丸さんにお世話になりました。

平瀬に乗りたかったのですが、午前中は波をかぶっていて渡礁できません。
平瀬の裏側に乗せていただきました。Y氏は底物、私は上物で竿を出します。

事件発生です。

Y氏、一投目から竿がブチ曲がっています。竿を起こせない!と叫ぶY氏を横目に余裕で写真を取る私。
「竿起こさないとおだめですよ~」なんてのん気に声援を送りますが、根に潜られてしまったよう。。。
船長に話をすると、ハマフエフキの10キロクラスが出ることがあるそうでした。モンスターが潜んでいます。

午前中は波が高く荒れて話にならない状況でしたが、足元を専用の仕掛けで探ってみると、キモパンの尺超えカワハギがあがってきました。お土産には最高の一匹です。

北浦横瀬裏のカワハギは尺超え

午後には瀬変わりで平瀬に。本命の場所です。
Y氏は実績のある石鯛ポイントに構えます。私はワレのある中央付近から出ているサラシを攻めます。

サラシがきつく、ただ流しているだけでは仕掛けが馴染みません。
ラインを手前に取られないように意識しながら、沖に送っていくと、意外と軽い仕掛けでも入っていくのが実感できました。
ただ、入っていくのは良いんですが・・・魚からの返事がありません。このサラシは本命ではないのかもしれません。

じっくり観察してみると…沖目、遠投しなければならないポイントはゆっくりと左から右に流れているようで、このサラシとぶつかっています。
ウキをTurikenAsiaLCの0αに変え、遠投して狙います。撒餌の打ち方を変化させながら数投していると、30cmちょいの口太があがってきました。さほど大きくはないものの、待望の1匹は嬉しいものです。

北浦横瀬の尺程度のクチブト

しかし、この後ゆったりとした流れは続かず激流とかわります。結局…メジナはこの1匹のみでした。

メジナではありませんがドラマがあと1回だけ待っていました。
流れもサラシもきつい表ですが、裏の島野浦本島との水道は比較的落ち着いています。
様子見で撒餌を打っていると、流れはありますが多少のエサ取りが上がってくるのが見えます。
普段メジナの釣果が望めるところではありませんが、思い切って攻めてみます。

すると3投目、ウキが勢い良く消し込みます。合わせを入れると確かな重みを感じます。
ただ、明らかにメジナではない!叩くし重いし、遅いし、なんだろう?と…
駆けつけてくれたY氏には「サンちゃんじゃないっすかぁ?」とか言っちゃって、やり取りが雑になります。

やがてウキが見え、観察していると…なんか銀色!チヌか!?




なんと、サンバソウ。
北浦横瀬水道側でオキアミを拾ったサンバソウ

これを最後に納竿しました。
メジナとしては「う~ん」な釣果ですが、お土産からみるとぼちぼちでした。
また今度はカワハギ専門で行こうかと思います。

2017/2/12 水島3瀬 ★☆☆

この日は冬の水温が低いときでもキビナゴが通じるのか調査に行ってきました。
結果から言うと、惨敗です。

渡船の待ち合わせ場所に到着すると、なにやら賑わっています。どうやら、九州真ぐれ会の大会があるようです。
私は水島3瀬に渡礁しましたが、大会の方々と同礁する形になりました。せっかくですので、どうぞとじゃんけんもなしに場所をお譲りさせていただきました。馬の鞍から船着までを数名で釣られていたようです。

そんな中、私は4瀬よりに釣り座を構えます。午前中はダラダラと1瀬向きに登り潮が入っていました。

最初はガツンと一発狙いでアジを泳がせます。
いやぁ、冬の海ですね。全く反応がありません。ライブウェルに入れていたアジも海水が冷たくなりすぎて全滅。
するる~に切り替えます。するる~といっても、私の場合はあまりキビナゴを撒き餌にはしません。イワシを撒き餌にします。
そもそもするる~と言って良いんだろうか、、、?と、疑問に思いながらこの釣りをやってます。

それにしても冬場の海、寒いです。水くみバケツで汲んだ水もまだ冷たい・・・
ウキも沈まず、今日はだめかと諦めかけましたが、ウキがスッっと入ってラインが指を弾きます。
大興奮しましたが、いつものイトヒキアジが上がってきました。
嬉しいのですが、「何だ、君かぁ~~~!」と平和卓也さん風に言いたくなるところです。

こうして冬場の調査は終わりました。
結論は出せませんが、イトヒキアジが釣れるのであれば、他にも南方系の大型魚が釣れるはずです。
来年も継続調査をしなければなりません。


※水島の位置関係についてはこちらを参照(ルミカ提供:九州釣り場データベース)
http://www.q.turi.ne.jp/turiba_DB/miyazaki/MSn_mizushima.html

水島イトヒキアジ